山古志地域に行ってきました
2021.09.06
先日、山古志に行ってきました。
山古志といえば、棚田、錦鯉、闘牛・・・などをイメージする方が多いと思いますが
今回は、それ以外のスポットを紹介したいと思います。
<中山隧道>
昭和初期に住民がツルハシで掘った、全長877mの日本一長い手掘りのトンネルです。
現在も残るツルハシの痕跡など先人達の偉大なエネルギーと苦闘の歴史を伝えてくれる貴重な土木遺産で、平成18年度には土木学会選奨土木遺産に選ばれました。
<マリと三匹の子犬>
2004年の新潟県中越大震災で飼い主と3匹の子犬を守った姿が映画化された犬のマリを描いた看板が東竹沢集落に設置されています。看板のほかに、犬小屋やマリと3匹の子犬の木像も設置されています。
<木篭水没家屋>
2004年の新潟県中越大震災の震災遺構※であり、地震により発生した土砂崩れで、川が塞がれ木篭(こごも)、楢木(ならのき)集落は水没し、両集落は新たな造成地に移転しましたが、水没した家屋の一部は今も当時のまま残っています。
※震災遺構とは、震災が原因で倒壊した建物などであるが、次世代に向けて震災が起きたという記憶や教訓の継承のために、取り壊さないで保存しておくというものです。
上記のほかにもまだまだ魅力的なところがいっぱいあります。
古志高原スキー場のレストハウスを増築し、山古志の食材を生かした「レストラン古志高原」もおすすめです。
今回訪れた「中山隧道」のなかはとても涼しいので、夏に訪れるとひんやりを味わえます。
新型コロナウイルスが収束し、長岡に足を運べるようになったら、ぜひ訪れてみてくださいね。